
Immersive Museum
Immersive Museum日本橋実行委員会
2022年東京・日本橋三井ホールを皮切りにスタートした、没入型体験ミュージアム・Immersive Museumのインタラクティブインスタレーションの企画制作・デザインと本展示のWEBサイト制作全般を担当させていただきました。
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“鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。”をテーマに鑑賞者とアートの関係を変え、新しい美術体験ができる展示を目指した本施策で、2022年2023年にわたって、従来の鑑賞体験を新しく再提案する2つのインタラクティブインスタレーションを制作しました。
2023年のゴッホなどポスト印象派を中心とした展示では、ゴッホ自体が鑑賞者の肖像画を作成してくれるインスタレーションを制作しました。
真っ白なキャンバスとゴッホの自画像が設置された特設スペースに鑑賞者が入ると自画像のゴッホが動き出し、目の前のキャンバスに鑑賞者の肖像画が描きだされます。本インスタレーションでは、手を動かしたり、独り言を喋ったり、実際にその場でゴッホが描いてるようなアニメーションと、リアルタイムで作成される肖像画の過程を見せることで、あたかもゴッホが自分と向き合い肖像画を描いてくれてるような特別な体験を提供しました。また、技術面ではゴッホ特有の筆のタッチを絵画データから再現し、世界に一つだけのゴッホが描くあなただけの肖像画が作りあげます。
2022年のクロード・モネなど印象派を中心とした展示では、ユーザーの目線を感知して、目線をそらすと動き出す絵画を2点制作しました。カイユボットの“ボート漕ぎでは、人の見ていないところでは、立ち上がりストレッチをする人物を、ルノワールの猫と眠る少女では、猫を撫でながら鼻歌を歌う少女など、絵画自体がまるで絵の中で生きてるような既存の絵画鑑賞でえられない、不思議な絵画体験を鑑賞者に提供しました。
WEBサイトデザインでは、デジタル表現によって提示される新しい絵画体験を軸に、デジタルの象徴である、ピクセルドットをデザインベースに入れながら、アートイベントとしてのインパクトと情報サイトとしてのユーザビリティをベースに制作しています。
Category
- Digital Design
- Experience
- Own Products
- Strategy
- Branding
Tag
- #System
- #Entertainment
- #Other
- #Movie
- #PR
- #Web
- #Installation
- #Art & Culture
- #Kinect
- #Experiential Contents
- #Event
- #Design
Credit
-2022installation
- Creative Director
- 北井 貴之
- Producer
- 前田 輝(drill .inc)
- Developer
- 芦川 能純(mud)
- Developer
- 柏木 太郎
- Developer
- 平尾 修悟
- Developer
- 中井 博章
- Art Director
- 中山健次郎
- Designer
- 中川美香
- Project Manerger
- 榊原 亮
- CG
- Lumine Studio
-2023installation
- Producer
- 北井 貴之
- Animator / Designer
- 多田萌那
- Developer
- 平尾 修悟
- Developer
- 吉川和希
- Developer
- 中井 博章
- Project Manerger
- 榊原 亮
-WEB SITE
- Producer
- 梅津 秀佑
- Developer
- 柏木 太郎
- Art Director / Designer
- 中山健次郎