Dolive App

シンプルで簡単なUIと、リアルさとカジュアルさを併せ持ったCGで、住みたい家のイメージをシミュレーションすることができます。

CGはデザイン性と量産性を担保するため、ベースとなる家の3DCGを複数体作り、そこから多数のバリエーションを展開していきました。

同時に、スマホで負荷なく動作するよう、データの計量化や管理のし易さを考慮して開発しています。

これらのCG素材を使い、外観と内観それぞれのシーンにおいて、好きな形や色やテクスチャを選んで組み合わせたり、誰かが作ったシミュレーションをベースにカスタマイズすることも可能です。

ユーザーは、簡単な操作で理想の家のイメージを、家族や家づくりのプロとイメージを共有することができます。

さまざまなイメージをシミュレーションするため、編集可能箇所は膨大です。

そのため、編集画面のUIを如何にカジュアルなものにするかは大きな課題でした。

さまざまなプロトタイプやラフデザインで検証した結果、ファインダビリティの向上や難解さを払拭するために、アイコンを使ったシンプルな階層構造のUIを採用しています。

大量のアイコンを作るために、分かりやすさや可愛らしさを担保するデザインルールを策定して展開していきました。

アプリのバックボーンとなるマネジメントシステムも、設計と一部の実装を担当いたしました。

このシステムを通じて商談や施工を担当する工務店様がユーザーの要望を分析したり、ユーザーの要望の可視化によって家づくりのプロセスを円滑に進めることができます。

アプリ開発では、膨大な量のCGの素材が必要となりました。

この膨大なCG素材を活用し、プロモーションビデオを制作しました。

初めて家を検討するユーザーが、アプリによって想像が膨らみ、さまざまな検証を経て理想の家のビジョンを見つけるという体験を、軽快なアニメーションとダイナミックな演出で表現しました。

Webサイトのファーストビューでは、実際のシミュレーションの作例のデータを取り出し、軽快にアニメーションするモーショングラフィックを制作。

サイト全体として「シミュレーション」という言葉が持つある種の難しさを感じさせず、

このアプリの様々な機能をカジュアルに最短で伝えることを心がけました。

店頭やイベントで手にするグラフィックは、多くの場合アプリを使用する以前に接触することが想定されたため、Doliveの「ユーザー主導の新しい家づくり」の考え方を楽しく伝えることを心がけました。

どんな家をつくりたいか考える時に、一旦リミッターを外して最高の状態を想像してみよう、Doliveはその想像のためのリファレンスをくれたり、想像を現実にするためのサポートをしてくれる。

そんな新しい家づくりの様子を絵本風のリーフレットで表現しました。

アプリのローンチと合わせて発表された、デジタル空間上にオリジナルのCGハウスをつくる新たなプロジェクト「Dolive©（マルシー）」。

ユニークな世界観を持つブランドやアーティストとコラボレーションして、豊かな想像力に溢れた家のアイデアを展開しています。

弊社ではこのCGハウスのディレクション／制作もお手伝いさせていただきました。