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Nankai Namba Navi

Nankai Namba Navi

株式会社NANKAI

なんばCITY本館1階エントランスに新設されたインフォメーションサイネージ「Nankai Namba Navi(南海なんばナビ)」の企画・制作を担当しました。難波駅周辺に集う来街者へなんばエリアの魅力・楽しみ方を発信することを目的とし、タッチ操作で周辺施設の最新情報を案内するほか、季節のグラフィックやサウンドを組み合わせた演出により、まちの新たなシンボルとして来街者に親しまれる体験型インフォメーションです。 従来のインフォメーションは、メイン導線から外れた位置にあり、遠目から存在に気づかれにくく、そもそも触れてもらいにくいという課題がありました。 この課題を解決するために、「遠くから気づいてもらい、自然と近づき、直感的に使える」体験の流れをプランニング。アイキャッチとして大型サイネージの映像演出を用いるアプローチは一般的ですが、本コンテンツでは映像とサウンドをセットで設計し、視覚と聴覚の両方に同時に働きかけることで、より広い範囲から存在を認知させる仕組みとしました。近づいた来街者がインフォメーションとして自然に認識し、難波エリアの魅力を直感的な操作で楽しめるコンテンツへと昇華させています。

Nankai Namba NaviNankai Namba Navi

周辺エリアをイラストマップで表現することで、「何があるんだろう」というワクワク感を醸成。現在地から周辺施設までのおおよその距離感を直感的に把握でき、気になる施設をタップすれば詳細情報へとスムーズに進める設計にしました。施設を横断した店舗検索や各施設のイベント・キャンペーン情報の集約により、難波駅周辺の最新情報をこの一箇所で得られる情報ハブとしての役割も担っています。
UIデザインでは、グラデーションや透過表現を用いることでイラストマップと実写の映像演出の質感差をやわらげ、空間全体に一体感を持たせています。
画面を操作したときのタッチ音にもバリエーションを持たせ、楽しみながら目的の情報にたどり着けるコンテンツに仕上げています。

Nankai Namba Navi

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Nankai Namba Navi

サウンド設計では、インフォメーションコンテンツ全体のBGMがそのまま周囲の空間BGMとなるよう設計し、近くを行き交う人々の耳に自然と届くことを意識しました。周辺には店舗が立ち並び様々な雑踏音が混じり合う環境であることを踏まえ、毎日その場所を訪れる人や店舗スタッフが聞いていても自然とリラックスできるよう、オーガニックな素材を用いたアンビエントなサウンドに仕上げています。さらに、操作回数に応じてBGMが展開していく仕掛けを取り入れることで、触れるたびに空間ごと音楽が変化するという体験を実現。加えて、各インフォメーションパネルのタッチ操作音はそれぞれ異なるサウンドに設定されており、その操作音自体がBGMをさらに彩る音楽の一部として機能するよう設計しています。インタラクションそのものが楽曲として成立する、操作体験と音楽体験が一体となったコンテンツです。

Nankai Namba Navi

大型ディスプレイは、遠目からのアイキャッチとしての役割を果たすだけでなく、アンビエントサウンドと親和性の高い自然を感じる映像素材をベースに、コンテンツ全体のBGMやインフォメーションパネルの操作音と連動したサウンドビジュアライズを実現しています。操作回数に応じて映像が変化していくだけでなく、BGMのリズムやメロディーと映像が常に連動しているため、聴覚と視覚の両方で飽きることなく楽しめる演出となっています。また、特徴的な形状のディスプレイそのものを活かした映像構成とすることで、ふと目を向けたときに思わず引き込まれるような、存在感のある空間演出に仕上げています。

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大型ディスプレイの映像とインフォメーションパネルのデザインは、季節に合わせて変化するよう設計しています。難波駅という日常的に利用する人が多い場所だからこそ、毎日目にするコンテンツが季節の移り変わりとともに変化することで、飽きを感じさせないだけでなく自然とその人たちの日常の一部となるような存在を目指しました。

Nankai Namba Navi

毎時定刻になると、大型ディスプレイに特別演出が発生します。鳩時計をモチーフにしたポップでユーモラスなこの演出ではパネル一面に鳥の巣箱が出現し、中から鳥たちが飛び出してリズミカルにダンスを披露。そして最後に飛び去っていきます。時間の訪れをきっかけにその場に居合わせた人々が思わず笑顔になるような、遊び心あふれるサプライズ演出です。

Nankai Namba Navi

情報検索という実用機能と、音による空間演出は本来干渉し合う要素です。本案件ではUI操作と音の進行を構造的に分離し、操作を直接音に変換するのではなく「進行条件」として扱う設計を採用。BPM・スケールを統一した音楽構造とレイヤー制御により、どのような操作が行われても音楽的に破綻しない状態を担保しています。相反する要件を構造設計で両立させることで、インフォメーションとしての使いやすさを維持しながら、空間体験としての自然な心地よさが成立するシステムを実現しました。



Category

  • Digital Design
  • Experience
  • Own Products
  • Strategy
  • Branding

Tag

  • #System
  • #Unity

Credit

  • Client
    株式会社NANKAI
    全体企画・施工
    丹青社
    Producer
    北井 貴之
    Director
    大島 康平
    Project Manager
    関口 佳代子
    Technical Director / Engineer
    白井 大地
    Art Director / Designer
    中川 美香
    Sound Designer & Sound Architector
    Makoto Shozu(生水真人)/ Silence Co., Ltd.
    Motion Designer
    村崎希(株式会社ヒマワリスタジオ)
    Engineer
    渡邉 珠海
    3D Modeler
    東野 重駿
    Special Thanks
    新藤 翔